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麻生海『の、ような。』6巻 感想

麻生海さんの『の、ような。』

ひとり暮らしをしていた希夏帆のもとに、恋人の愁人が事故で両親を失った親戚の子ども、冬真(中2)とハル(春陽・年長)を連れてやってきて突然同居生活が始まった。

ぎこちないながらも進む日々。

 

6巻では、5巻に引き続きバレンタインデーのお話とそれに続くホワイトデーのお話。

そして、ついにハルが幼稚園を卒業!

 

 

 

 

以下ネタバレを含みます!

 

 

 

みんな、良い子すぎじゃない!?

大人すぎじゃない!?

 

冬真はもちろんだけど、圭ちゃんも、おちゃらけ男子と思わせておいて爽太も……

中2男子ってあんなに大人だったっけ?

自分が中2だったころを思い出しても、あんなに大人な子いなかったと思う。

え、いたのかな……?

 

初登場の冬真の同級生、市川さんもすごく良い子。

自分の感情や考えを言葉にして伝えられるって素敵。

冬真とこれからどうなるのかわからないけど、良い関係を築ける子なんじゃないかと思う。

 

あと、愁人の同僚、丸山さん! 強い!笑

でも、いろいろアドバイスくれるし、気にかけてくれてて、良い人。

あれは絶対に仕事ができるタイプ。笑

 

今回は、キナちゃんのお母さんも初登場だったけど……

何かあるんだろうな。

1巻からキナちゃんに関しては含みを持たせるような描写、セリフが多数あったから、何かがあるんだろうけど……これから明かされていくのかな。

 

ハルが幼稚園を卒園して、今度は小学校に入学。

冬真は受験生。

慌ただしい日々は続きそう。

その前に、春休みの会社見学があるのかな。楽しみ。