本とおやつが好き。

本とおやつ、その他いろいろについて。

お題「好きな本を十冊紹介してください」

お題「好きな本を十冊紹介してください」

 

 

思いついた順に……

 

辻村深月スロウハイツの神様

辻村作品で一番好き。「好き」でい続けることって強くて優しい。

好きな登場人物は、環!

 

 

三浦しをん『強く風が吹いている』

毎年、年明けに必ず読み返したくなる一冊。

好きな登場人物は、灰二さん!

 

 

恩田陸『麦の海に沈む果実』

水野理瀬シリーズ。

理瀬が北海道の学園で過ごした中学時代のストーリー。

好きな登場人物は、理瀬!

でも、憂理も好き!

 

 

④青木 祐子『これは経費で落ちません!』

経理部の森若さんが主人公のお仕事ドラマ。

森若さんの仕事スキルと生活スキルにあこがれる……

実写化もされた人気シリーズ。

好きな登場人物は、山崎さん!

 

 

日向夏薬屋のひとりごと

ついにアニメ化!

人さらいにあい、後宮に売り飛ばされた薬師・猫猫がいろいろな謎を解決していく、なろう発の人気シリーズ。

好きな登場人物は、女華姐ちゃん!

 

 

浅葉なつ神様の御用人

神様の御用を聞く「御用人」に選ばれた良彦がお目付け役(?)の黄金様と一緒に、いろいろな神様の御用を解決していくストーリー。

神様と神社のイメージが一変しました。

好きな登場人物(?)は、須勢理毘売様!(初出は2巻かな)

 

 

⑦夏川草介『神様のカルテ

地方の地域医療を担う病院で働く主人公の内科医・栗原一止と彼の周りの様々な人たちがおりなす優しいストーリー。

実写映画化・ドラマ化もされた作品。

一番好きな登場人物は、外村さん!

 

 

畠中恵しゃばけ

舞台は江戸時代。

身体の弱い大店の若旦那と彼を支えるたくさんの妖たちのお話。

一番好きな登場人物(?)は、家鳴!

 

 

荻原規子RDGレッドデータガール

山奥の神社に住む臆病な少女・泉水子。実は彼女は特殊な能力を持っていて……

山伏や忍者、陰陽師も登場する和風ファンタジー

一番好きな登場人物は、真響!(初出は「DG2 はじめてのお化粧」かな)

 

 

 

⑩加藤実秋『インディゴの夜

何気ないきっかけからホストクラブのオーナーになったフリーライターの晶と個性豊かなホスト達が活躍するミステリー小説。

一番好きな登場人物は憂夜さん!

[rakuten:book:16379704:detail]

 

 

思いついた順に並べてみたけど、シリーズ物もあるから、実際には10冊ではないのかも……

次はマンガで10冊書いてみようかな。

 

 

お題「私が持っている資格」 社会調査士!

お題「私が持っている資格」

 

『社会調査士』という資格を持っています。

社会調査士とは⇩のような資格です。

 

インタビュー調査やアンケート調査の方法を学び、統計や世論調査の結果を批判的に検討するなど、社会調査の現場で必要な能力をもった「社会調査の専門家」のことです。

jasr.or.jp

調査企画から報告書作成までの社会調査の全過程を学習することにより、基本的な調査方法や分析手法の妥当性、またその問題点を指摘することができます。

jasr.or.jp

 

この資格は、試験を受けて取得するものではありません。

大学で所定の科目を履修し、単位を取得。

卒業時に、一般社団法人社会調査協会に申請することで取得できる資格です。

私の場合、この資格を取ろう! と授業を受けていたわけではなく、所属していた専攻の必修科目だったから単位を取得していて、せっかくだから申請して(お金がかかるけど)取得しよう! くらいの気持ちでした。

ちなみに、この資格が取得できる大学はたくさんあるようで、2004年度から2022年度までにこの資格を取得している人は4万人以上!

jasr.or.jp

思ったよりたくさんいる……笑

 

それでも、あまり名前を聞くことのない資格なので、履歴書に書くと、ほぼ100%の確率で

「これは、どんな資格ですか?」

と、聞かれます。

なので、上のサイト書いてあるようなことを自分なりに丁寧に説明するようにしていました。

ほとんどの面接官はそれで「そういう資格があるんですね」と、納得してくれていたし、そこから大学時代の研究内容について質問してくれました。

 

……が、わかってもらえなかったことも(-_-;)

 

某市役所を受けた時の面接で、やはり、

「この社会調査士とはどういう資格ですか?」

という質問。

それまでに何回も聞かれていたので、いつも通りに説明しました。

すると、二人いた面接官のうち、ひとりは

「へぇ」

と、いう感じで、それ以上何も言われなかったけれど、もうひとりの面接官は納得がいかなかったのか、

「それは、この資格がないとできないことですか?」

と……

 

いや、そうじゃないんだけど……

確かに、運転免許みたいに「この資格を持っていないとできないこと」というのがあるのはわかります。

でも、説明した通り、この資格は「社会調査の基礎を学んだ」ということを証明するようなもので、イメージ的には、漢検とかTOEICに近いものだと思うのです。

漢検受けてなくても漢字は書けるし読めるし、英検やTOEICを受けていなくても英語が堪能な人はいます。

この資格を持っていなくても、社会調査ができる人はいるし、統計的な分析ができる人も、もちろんたくさんいると思います。

 

だから、同じ説明をもう一度してみました。

この資格を持っていないと社会調査ができない、やってはいけない、ということではなく、社会調査の基礎を学んだことを証明するものです、と。

自分なりに丁寧に言葉を選んで説明したつもりでしたが、残念ながら面接官には伝わりませんでした。

返ってきた言葉は

「だからっ! それはこの資格がないとできないことなの!?」

 

 

えー……(-_-;)

だからさ、違うって言ってんじゃん……

「……いえ、この資格がないとできないことではないです……」

私がそう言うと、その面接官の方は

「ふんっ」と、大変満足そうなお顔をしていました。

 

私の説明が下手でうまく伝わらなかったのかもしれないけれど、何を確認したいのかがわからない質問だったなぁ……

 

それ以降、履歴書の資格欄に「社会調査士」は書かなくなりました。

話の持って行き方によっては自己PRにもなるけど、説明しても伝わらない相手がいる、という大きな学びになった出来事です。

 

余談ですが、その某市役所とはご縁はありませんでした。笑

 

 

よしながふみ『きのう何食べた?』21巻

もう10年以上読み続けている、よしながふみさんの「きのう何食べた?

先日、21巻が発売されたので購入して読みました!

 

 

きのう何食べた?」は同棲するゲイのカップル、シロさんとケンジの主にお夕飯を通したお話。実写ドラマ化&映画化もされましたね。

お夕飯を作るシロさんと、毎日一緒に食卓を囲むケンジの優しい日常。

 

 

以下、21巻の感想。

ネタバレも含みます。

 

 

 

 

今回もシロさんの作る美味しそうなお食事の数々に、読んでいてお腹が空いて空いて……笑

それにしても、シロさん、だいぶ丸くなったなぁ。

もちろん、見た目ではなく中身が。最初の頃だったら、もっとアレコレ言いそうだけど、おおらかになったというか何というか。

ジルベールがシロさん家のソファで横になってテレビ見ているとか、昔だったらシロさん受け入れなさそうな気がするし、あんなにジルベールに対して親身になっていたかな?笑

シロさんはもともと面倒見が良さそうではあったけど、年齢を重ねたからなのか、それともケンジと一緒の時間がそうさせたのか、年々柔らかくなっている気がする。

 

今回は、懐かしいカップルも登場。

お幸せそうで何より。

シロさん&ケンジの軽井沢旅行編を期待したい!

 

あと、ケンジのお母ちゃんとお姉さんご家族も登場。

シロさんはタジタジだったけど、なんてみんな良い人たち!

みんなシロさんに会えて本当に嬉しそうなのがとても良かった。

ケンジがああいう性格に育ったのが良くわかるお家だなって思いました。

お取り寄せのアジフライと新鮮なお野菜たっぷりの豚汁……いいな……

 

次号はいよいよ、ジルベールと小日向さんの結婚式かなぁ!

楽しみ!

柳美里『南相馬メドレー』

2022年、福島県の相双エリアを訪ねました。

そこで、訪れた場所のひとつが、作家 柳美里さんがやっていらっしゃるブックカフェ『フルハウス』です。

作家さんがやっているお店なんて面白そう! という、単純な好奇心からでした。

 

JR常磐線 小高駅から歩いてすぐのところにお店がありました。

小ぢんまりしたおしゃれな空間で、私が伺った際には柳さんご本人もお店にいらっしゃいました。(ご本人だ!と、思ったものの、恥ずかしくて目も合わせられず……)

 

店内はそれほど広くないものの、落ち着いた雰囲気で、会社帰りにふらっと立ち寄って小一時間過ごしたくなるような……会社と自宅の間にあったら、たぶん週2くらいのペースで通うだろうな。

カフェメニューもとても魅力的だったのですが、この日は昼食をとってから伺ったので、本屋さんのほうをのぞかせていただきました。

 

並んでいる本は、柳さんのご著書や南相馬に所縁のある本、小説や絵本、写真集といろいろあるけど、割と(?)個性的な本がたくさん。

いわゆる「ベストセラー本」がたくさん平積みになっているという感じではなかったような。

印象的だったのは、楳図かずおさんの『漂流教室』完全版。初めて見た……

買おうか迷ったけど、お財布と相談して断念。

 

そこで、購入した本の1冊が『南相馬メドレー』

東日本大震災後に南相馬に転居された柳さんの5年に渡って綴られたエッセイ集です。

 

柳さんが歩まれてきた人生、お子さんとの日常、フルハウス開業までの道のり、南相馬で出会った人たちとの関わり……いろいろなエピソードが詰まっています。

読んでいると、かなり苦労をされたんだろうな、苦しかっただろうな、というエピソードもあるけれど、ひとつひとつのエッセイが、優しい言葉でつながっていく、タイトルの通り「メドレー」になっている、そんな1冊です。

特に印象的だったのは、地元の高校生たちとの繋がり。

高校生たちにとっても良い時間、経験になったと思うし、しっかりと向き合う柳さんもすごいなと思いました。

それにしても、高校生の時に、親でも、学校の先生でもない「大人」と関われるっていいな。

 

読み終わったときに、また『フルハウス』に、南相馬に行ってみたいな、と思いました。

 

次回、伺った際にはカフェのパスタを食べたいです。

 

柳美里南相馬メドレー』

 

フルハウス

〒979-2121

福島県南相馬市小高区東町1-10

https://odaka-fullhouse.jp

 

 

お題「動物に襲われた記憶」

お題「動物に襲われた記憶」

たぶん、”襲われた”というほどのことではないのだけれど……

 

もう数十年前のこと

通っていた幼稚園にはうさぎ小屋があって、うさぎが何羽か飼育されていた。

一度だけ、園庭に柵のようなもので囲いを作って、うさぎをそこに放し、一緒に遊べる日があった。

小屋の外から見ていたうさぎたちを目の当たりにして、みんな興奮していたと思う。

 

そして、何よりうさぎ達も興奮していたのだと思う。

 

もともと動物があまり得意でない私はしゃがんで、大人しそうなうさぎを撫でようと手を伸ばしたその時!

 

ダンッ!

ダーーーンッ!!

 

!?

 

何が起こったのかわからず、ぽかーんとする私

めちゃくちゃ笑っている先生

 

私が撫でようとしたうさぎとは違ううさぎが、後ろから接近

私の背中と頭をジャンプ台にして華麗に飛んだのだ

 

驚きでいっぱいになったうさぎとのふれあいでした

 

 

お題「大好きな絵本は何ですか?」

お題「大好きな絵本は何ですか?」

 

誕生日とか記念日。

子どもの頃は何日も前からワクワクしていたのに、大人になるにつれて忘れがちに……

 

でも、この絵本のように楽しくお知らせしてもらえたら、どんなに幸せだろうと思う。

 

『きょうはなんのひ?』

作・瀬田貞二/絵・ 林明子

 

小学生のまみこが、おかあさんに謎めいたメッセージを残し登校。

おかあさんはまみこの言葉から最初のお手紙を見つけます。

そこから、どんどん続いていくまみこのお手紙と指令の数々(笑)

まみこの茶目っ気溢れるお手紙と、最後に家族に訪れるサプライズ!

 

林明子さんの暖かみのある絵と相まって、ワクワクだけではなく、ほっとするような気持ちになれる一冊です。

 

 

子どもの頃に読んだ時には、まみこの手紙をたどって家の中を巡るおかあさんの姿が、まるで謎解きをしながら小さな冒険をしているようで楽しかったです。

大人になった今、毎日毎日があっという間に流れていくようで、「今日は何の日?」かなんて、考えもせずに終わってしまう。

まみこの優しさとユーモアを持って日々を過ごしていきたいと思わずにはいられないです。

 

忙しいときにこそ読み返したい大好きな絵本です。

 

お題「夜行列車の思い出」

お題「夜行列車の思い出」

 

水族館のような大きい透明なトンネル

そこを走り抜けていくブルートレイン

窓の外に見えるは海底鬼岩城

 

絶対に見たい!!!

 

 

初めて夜行列車に乗ったのは幼稚園に通っていたころ。

北海道旅行の帰りだった。

札幌駅から上野駅まで今はもうない寝台列車北斗星

 

電車の中にベッドがあって、海の中を走っていく、もうそれだけでワクワクだった。

当時(今もだけど)、ドラえもんが大好きな私は「海底トンネル」という言葉から連想したのは『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』

海の底には海底鬼岩城のような世界が広がっていると信じて疑わなかった。

それに加えて、なぜか「海底トンネル」は透明だと思っていた。

 

そう思った私は、母に

「海底鬼岩城見たいから、起こして」

と、頼んでおいた。

 

そして……

最高にワクワク気分で『北斗星』に乗り込んだ幼稚園児は、札幌を出発して間もなくぐっすりと眠りに落ちたのでした。

目覚めたのは日が昇ってから。もちろん、海底トンネルはとっくに過ぎて、電車は東北の地を走っていた。

 

母は何回も声をかけてくれていたそうだけど、札幌観光ではしゃぎまわって眠りに落ちた幼稚園児にその言葉が届くことはなかったのです。

 

とても残念で悲しい夜行列車の思い出。

 

ただ、幸運にもその後「北斗星」の上り・下りともに数回乗車する機会に恵まれ、それぞれでとても良い思い出をいただきました。

あの何とも言えないワクワク感はいつまでも忘れません。

 

ちなみに、小学校の高学年くらいまで海底トンネルは透明だと思っていました。